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WordPress カスタム投稿タイプとは2016.08.08更新

概要

WordPressでは標準でブログ記事の投稿を行う機能がありますが、投稿のタイプは1種類しか用意されていません。

ブログ以外に、例えば商品情報を記事として投稿できるようにするためには、カスタム投稿タイプを追加する必要があります。
複数のカスタム投稿タイプを追加することもできます。

カスタム投稿タイプを追加するためには、functions.phpファイルを編集したり、テンプレートファイルを修正・追加したりする必要があります。手順について詳しくは、こちらを参照してください。

メリットは?

日常的に増えていく情報は、カスタム投稿タイプにすることで管理が楽になります。

以下に、一例として商品情報をカスタム投稿タイプにする場合と、しない場合(固定ページとして商品一覧ページ・商品詳細ページを作る場合)を比べてみます。

 


[商品情報をカスタム投稿タイプにした場合]

・商品を一個追加する場合、商品詳細の情報を一つの記事として投稿すれば、一覧ページの更新と詳細ページの追加が自動的に行われる。

・投稿ごとにカテゴリ、タグをつけることができるので、同一カテゴリの商品一覧ページなどが使えるようになる。

・投稿日(登録日)が自動的に登録される。

・商品一覧ページを、後で好きな順番(投稿日順、カテゴリ順など)に並べ替えることができる。

・商品一覧ページの表示件数を設定したり、ページ送りを付けたりできる。


[固定ページとして商品一覧ページ・商品詳細ページを作る場合]

・商品を一個追加する場合、商品詳細の固定ページを追加した上で、商品一覧の固定ページを修正しなければならない。

・カテゴリ、タグのようなものを手作業でつけることはできなくはないが、同一カテゴリの商品一覧ページ、といったものを作るのは困難になる。

・投稿日(登録日)を、いちいち入力しなければならない。

・商品一覧ページを並べ替える場合、コピー&ペーストなどで手作業で入れ替えなければならない。

・表示件数を自分で管理し、複数ページにまたがる場合は一覧ページをその分作らなければならない。


 

デメリットは?

・導入に一手間かかる。
・テンプレートファイル、もしくは分岐処理のパターンが増える。

などが、デメリットとして挙げられます。

メリット?デメリット?

・一覧ページや詳細ページのデザインは、固定的となる。

デザインが揃うという意味ではメリットであり、自由な配置ができなくなるという意味ではデメリットかもしれません。

まとめ

何でもかんでもカスタム投稿タイプ、というのも意味がありませんし、だからと言って日常的に増えていく情報を固定ページで管理するのも大変です。

どの情報をカスタム投稿タイプとして扱うか、その情報の性質を見極める作業が最も重要です。

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カスタム投稿タイプの追加手順

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